ひかり電話オフィスAで300チャネルまで対応!「ビジネスイーサワイド」とは

ひかり電話オフィスAで300チャネルまで対応!「ビジネスイーサワイド」とは


ひかり電話オフィスAで300チャネルまで対応!「ビジネスイーサワイド」とは

オフィス向けの電話サービスとして人気の「ひかり電話オフィスA」
その秘密の1つに、NTTの通信ネットワークサービス「ビジネスイーサワイド」
を利用できることが挙げられます。

また、ひかり電話オフィスAは最大300チャネルまで利用が可能!ビジネスイーサワイドと組み合わせることで、従来の電話サービスでは困難とされた、高いセキュリティを保持した広域ネットワークの構築が実現できます。

今回は、そんなひかり電話オフィスAで利用できる「ビジネスイーサワイド」について、その特徴と利用によるメリットをご紹介しましょう。導入事例についても触れていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。


目次
1.ビジネスイーサワイドの特徴
2.導入事例
3.まとめ

1.ビジネスイーサワイドの特徴

ビジネスイーサワイドはデュアルアクセスセレクタタイプ以上に、信頼性の高いネットワークを構築可能

冒頭でお伝えした、「ビジネスイーサワイド」はNTTの提供する通信ネットワークサービスの1つ
そんなビジネスイーサワイドのプランは主に2つあります。

1.デュアルアクセスセレクタタイプ
2.デュアルアクセスノーマルタイプ

1.デュアルアクセスセレクタタイプ

NTTの提供する回線終端装置を機器に接続することで、運用系回線と予備系回線、2つの回線を利用すことができるというもの。片方の回線に問題が発生したとしても、予備系回線へ自動切り替えを。万が一の際にも、問題なくサービスを利用することが可能です。

2.デュアルアクセスノーマルタイプ

NTTの提供する運用系と予備系、2台の回線終端装置を接続することで、2つの回線を完全に独立させた状態で運用できるというもの。仮に、片方の回線・装置に異常が発生したとしても、もう片方の回線・装置が利用可能に。デュアルアクセスセレクタタイプ以上に、信頼性の高いネットワークを構築可能です。

上記は、あくまでビジネスイーサワイドの基本的な特徴について。ビジネスイーサワイドの本当の実力は、主に7つ挙げられます。

  1. 信頼性
  2. 品質
  3. 拡張性
  4. 容易性
  5. 利便性
  6. コスト削減
  7. 柔軟性

1.信頼性

先述した通り、ビジネスイーサワイドには回線終端装置を利用した、2つ以上の回線を運用する機能「デュアルアクセス」が。万が一、一方の回線に問題が生じても運用できる高い「信頼性」があります。オフィスにとって、一時的にでもネットワークが使えないのは大きな損失に繋がります。

2.品質

NTTの「保守センター」により、常時監視下にあるのもビジネスイーサワイドの特徴の1つ。2つ以上の回線を運用できるとしても、回線の故障は早急に普及させたいもの。NTTが常時監視していることで、回線の異常をすぐさま把握・復旧でき、高い「品質」維持が可能なのです。

3.拡張性

ビジネスイーサワイドは、利用状況に合わせてアクセス回線を選択できるサービス。回線の種類と特徴を以下にまとめてみました。

・帯域確保型…常に一定の帯域(データ量)を確保しているもの
・バーストプラン…一時的に確保帯域以上に広げることができる

基本サービスであれば、帯域確保型で十分。ただ、頻繁に大量データのやり取りがあるという方は、バーストプランがおすすめ。この利用者に合わせて選択できる「拡張性」は、オフィス運営の上で大きなメリットと言えます。

4.容易性

ひかり電話オフィスAに関わらず、ネットワークを利用するサービスというのは、セキュリティ面での管理運営にコストが掛かるもの。ビジネスイーサワイドでは、この管理コスト削減のため「LAN/WAN」上でシステムを常時監視しています。この運営管理に対する「容易性」もまた、ビジネスイーサワイドの魅力です。

5.利便性

一般的に、ネットワークの管理は各事業所、オフィスごとに行うもの。当然、県内や県外では管理体制がことなります。その点、ビジネスイーサワイドはNTTのネットワークを利用し、県間でのネットワークの構築が可能な「利便性」があります。全国規模で本社、営業所などを配置する場合には、管理体制の構築に大きな力となります。

6.コスト削減

NTTのビジネスイーサワイドでは、「レンタルCPE」を用意されています。CPEとは、オフィス内のネットワーク構築に不可欠な情報機器のこと。例えば、ルーターやスイッチなどです。当然、オフィスの規模が大きくなるほどに、導入コストは高くなるもの。ビジネスイーサワイドでは、そんな導入に掛かる「コスト削減」効果も期待できます。

7.柔軟性

ビジネスイーサワイドは、ひかり電話オフィスAと組み合わせることも可能!ビジネスイーサワイドをアクセス回線とすることで、最大7,000番号300チャネル(着信)まで利用することができます。この「柔軟性」こそ、今回の記事でひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドの組み合わせをおすすめする1番の理由と言えます。

2.導入事例

市役所や大学などひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドの導入事例

ひかり電話オフィスAに、ビジネスイーサワイドを組み合わせるメリットについてはご理解いただけたと思います。

特に、最大7,000番号まで利用できるのは、規模の大きなオフィスには大きな味方と言えます。

しかし、正直なところビジネスイーサワイドの特徴だけでは、イメージが湧きにくいことでしょう。そこで以下に、ひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドの導入事例をまとめました。

  1. 某市役所庁舎
  2. 某科学大学

1.某市役所庁舎

導入の理由は、庁舎内の移転に伴い、より汎用性の高いネットワークの構築と、信頼性を向上させたいというもの。特に、市役所の各部署の連携を高め、サービスの向上に繋げたいとのことです。

導入の効果としては、職員用の電話機1,700台への番号の付与やコールセンターの設置など「庁舎設備」、監視システムや情報管理システムなど「データセンター」をビジネスイーサワイドで連携。より利便性の信頼性の高いシステムの構築が挙げられます。

2.某科学大学

導入の理由は、学内システムの運営管理コストの削減を図りたいというもの。学内通信網を構築し、ICT環境(情報通信技術)を整えることで学生側へのサービスを向上させたいというものです。

導入の効果としては、これまで学内サーバーで管理運営していた基幹システムの多くをNTTデータセンターへ移管したことでの管理コストの削減。学校全体を1つのネットワークで構築し学生側と教員側の情報交換を密に、利便性の高い学習環境の提供に繋げています。

上記のように、ひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドの組み合わせは、アイディア次第で様々なネットワークの構築に。従来のネットワーク環境では困難とされた、より「汎用性が高く」「管理が容易」なサービスの提供が可能なのです。

3.まとめ

今回、ひかり電話オフィスAで利用できる、ビジネスイーサワイドの特徴について詳しくご紹介しました。特に、ビジネスイーサワイドの特徴として挙げた7つは、ひかり電話オフィスAに関わらず業務効率UP!に効果が期待できるものばかりかと思います。

ICT環境が広がる現在、ほぼ全てのシステムはネットワーク上で管理運営が可能です。ひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドの組み合わせでは、みなさまそれぞれに合わせたサービスを得ることも十分可能と言えます。

重要なのは、電話サービスを始め現在のネットワークに関する不満・問題点を明確にするということ。ぜひ、現在の不満・問題点から求めるサービスを想像し、ひかり電話オフィスAとビジネスイーサワイドで解決してみてください。


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