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3つのポイントを確認するだけ!オフィス向けひかり電話の選び方
最近、何かと人気の「ひかり電話」ですが、実は幾つかのプランに分かれているのをご存知ですか?
「ひかり電話」「ひかり電話A」「ひかり電話オフィス」「ひかり電話オフィスA」など、主に4つのプランが提供されています。
オフィス向けで考えるなら、ひかり電話オフィスやひかり電話オフィスAが候補に挙がるかもしれません。しかし、オフィスの規模や従業員数、ビジネス内容は様々。中には、オフィス向けでもひかり電話Aの方がいいこともあります。
そこで今回は、オフィス向けひかり電話の選び方をご紹介しましょう。ひかり電話の特徴や各プランの違い、利用者ごとのおすすめプランに至るまで、詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ひかり電話の特徴
2.プランごとの違い
3.3つの確認ポイント
4.おすすめはこれ!
5.まとめ
1.ひかり電話の特徴
そもそも、ひかり電話とはNTTの提供するインターネットを利用した電話通信サービス、いわゆる「IP電話」の一種です。以下に、ひかり電話の主な特徴をまとめました。
- 月額料金がお得
- 使い勝手は変わらない
- スマホでも利用できる
1.月額料金がお得
ひかり電話は「月額料金がお得」という特徴が挙げられます。例えば、各ひかり電話ごとの月額料金は以下のようになります。
- ひかり電話…500円(税別)/回線
- ひかり電話A…1,500円(税別)/回線
- ひかり電話オフィス…1,300円(税別)/回線
- ひかり電話オフィスA…1,100円(税別)/回線
一般的なNTT加入電話は、自宅用で1,600円(税別)/回線から、オフィス用で2,300円(税別)/回線から。比較すると、ひかり電話の方が月額料金は、100円〜1,200円/回線ほど安いことが分かります。
また、通話料もお得!なのもひかり電話の特徴の1つ。ひかり電話(基本プラン)の通話料は、全国一律8円/3分。
NTT加入電話の通話料が8.5円/3分から、と頻繁に電話を掛けるのならひかり電話がお得と言えます。
2.使い勝手は変わらない
「使い勝手が変わらない」のも、ひかり電話の特徴と言えます。特に、オフィス向けの電話は使い勝手が大きく変わると困るもの。ひかり電話は、以下のような点でNTT加入電話と使い勝手が変わりません。
- 電話番号はNTT加入電話と同じものを利用できる
- 緊急電話(110番、119番)なども利用できる
上記の他にも、ひかり電話には様々なオプションプランも充実!
例えば、ひかり電話オフィスであれば、グループ間通話が定額となる「グループ通話定額」が。むしろ、NTT加入電話以上に便利とも考えられます。
3.スマホでも利用できる
ひかり電話では「スマホでも利用できる」という特徴もあります。これは、ひかり電話のサービスの1つ「スマホdeひかり電話」。
スマホに「AGEphone」または「LivyTalk(500円)」、専用アプリをインストールするだけで利用できます。
ちなみに、「スマホdeひかり電話」では家族や社員間(施設内)で内線通話を楽しむことも。
最大5台まで内線番号設定できるので、施設内(Wi-Fiが届く範囲)どこにいてもその場で会話することが可能です。
2.プランごとの違い
先述した内容から、ひかり電話は安くて便利!なサービスであることはご理解いただけたと思います。
ただ、冒頭でお伝えした通り、ひかり電話には4つのプランが存在しています。そこで、以下にプランごとの違いをまとめました。
- ひかり電話
- ひかり電話A
- ひかり電話オフィス
- ひかり電話オフィスA
1.ひかり電話
「自宅用」としておすすめなプランがひかり電話。特徴は、月額料金500円(税別)/回線ほどとお得に始められるということ。
ただ、同時着信数が1件のみのためあくまで個人や家族向け。オフィスのようにある程度の規模で電話機を運用したい方には向かないプランと言えます。
2.ひかり電話A
「個人事業主用」としておすすめなプランがひかり電話A。特徴は、ひかり電話(基本プラン)では有料だったオプションサービスが、月額料金1,500円(税別)/回線に含まれるということ。中でも「ナンバー・ディスプレイ」「ナンバー・リクエスト」などはビジネス向けのサービスです。
3.ひかり電話オフィス
「オフィス用(中小企業)」としておすすめなプランがひかり電話オフィス。特徴は、1回線3チャネル(着信)が付いてくること。その上、追加料金で最大32番号まで取得可能です。また、オプションプラン「グループ通話定額(400円)」により、グープ間通話を実質無料!にすることもできます。
4.ひかり電話オフィスA
「オフィス用(大企業)」としておすすめなプランがひかり電話オフィスA。特徴は、最大300チャネル(着信)7,000番号まで取得可能だということ。また「グループ通話定額」など、ひかり電話オフィスではオプションプランだったものが、月額料金1,100円(税別)/回線に含まれることが挙げられます。
オフィス向けひかり電話の選び方としては、上記のポイントでおおよそ問題ありません。まずは、みなさまの事業がどの段階なのかを考えた上で、選んでみるのが良いでしょう。
3.3つの確認ポイント
先ほどは、ひかり電話のプランごとの特徴やおすすめする方についてまとめてみました。ただ、オフィスの状態というのは人それぞれ。先述した内容だけでは決められないことも。そこで、以下にオフィス向けひかり電話の選び方として3つのポイントをまとめました。
- オフィスの規模
- 従業員数
- 番号・機器の必要数
1.オフィスの規模
まずは、選び方として「オフィスの規模」から把握する必要があります。当然、オフィスの規模は大きいほど回線数の多いプランを選ぶ必要が。オフィスの規模は、主に3つの種類に分けることができます。
- ひかり電話A…小規模オフィス(自宅や個人事業主など)
- ひかり電話オフィス…中規模オフィス(店舗や中小企業など)
- ひかり電話オフィスA…大規模オフィス(大型施設や大企業など)
ただ、上記はあくまで目安です。個人事業主であれ中小企業並みのオフィスを経営していることも。当然、中小企業が大企業並みのオフィスを経営していることもあります。
2.従業員数
次に、選び方として「従業員数」を確認しましょう。当然、従業員数が多くなれば、回線数はもちろん電話機器の数も必要に。従業員数は、主に3種類に分けて考えることができます。
- ひかり電話A…1〜3人
- ひかり電話オフィス…4〜30人
- ひかり電話オフィスA…31人以上
上記の目安は、各プランで同時着信できる最大数に合わせたもの。
例えば、ひかり電話Aは2着信、ひかり電話オフィスは8着信、ひかり電話オフィスAは300着信までです。
3.番号・機器の必要数
最後に、選び方として「番号・機器の必要数」を考える必要もあります。
当然、これはオフィスの規模や従業員数により変わるもの。以下に、番号・機器の必要数に対して幾つか例をまとめました。
- ひかり電話A…1〜3台、1〜2回線
- ひかり電話オフィス…4〜32台、3〜8回線
- ひかり電話オフィスA…33〜7,000台、9〜300回線
上記から分かることは、従業員数に加えて会議室や受付など、電話機が必要な箇所をイメージすること。
また、平均的に掛かる着信数を予測することで、自ずと必要な番号・機器の数が見えてきます。
選び方のポイントとしては、これから事業が発展することも予測に入れること。
オフィス用としてひかり電話やひかり電話Aなど、回線数の少ないプランは後々困る可能性があるので注意が必要です。
4.まとめ
今回は、ひかり電話の選び方ということでお話を進めてきました。オフィスというのはビジネスの発展とともに、常に規模が大きくなるもの。当然、オフィスの規模や従業員の数が増えれば、それだけ回線も機器も増やす必要があります。
選び方のポイントとしては、回線や機器の増設に余裕のあるプランを選ぶということ。例えば、中小企業であればひかり電話オフィスではなく、ひかり電話オフィスAも検討してみることです。
また、オフィス内には会議室や受付など、常時人がいなくとも必要となる電話機もあります。ひかり電話の選び方として普段の利用状況や今後の事業展開など、オフィス全体を総合的に判断した上で検討することをおすすめします。