オフィス向けの電話サービスとして、最近人気なのがNTTの提供するひかり電話オフィスタイプ」です。

ひかり電話オフィスタイプのサービスの内容を一挙公開!


オフィス向けの電話サービスとして、最近人気なのがNTTの提供するひかり電話オフィスタイプ」です。

どんなビジネスにも必須と言えるのが電話。中でも、オフィス向けの電話サービスとして、最近人気なのがNTTの提供する「ひかり電話オフィスタイプ」です。

従来のアナログ電話とは異なるひかり電話ですが、正直なところどんな特徴があるのか分からないもの。

そこで今回は、そんなひかり電話オフィスタイプのサービスの特徴をご紹介しましょう。

ひかり電話オフィスタイプの基本サービスからオプションサービスに至るまで、詳しくまとめています。

お得なポイントについても触れていますので、ぜひ電話選びの参考にしてみてください。


目次
1.ひかり電話オフィスタイプとは
2.基本サービスの特徴
3.オプションサービスの特徴
4.まとめ

1.ひかり電話オフィスタイプとは

ひかり電話オフィスタイプとは、NTTの提供するインターネットサービス「フレッツ光」を利用したIP電話サービスの一種です。

ひかり電話オフィスタイプとは、NTTの提供するインターネットサービス「フレッツ光」を利用したIP電話サービスの一種です。そんなIP電話の特徴は主に3つあります。

  1. 通話料が一律
  2. 安定の通信状態
  3. 豊富なオプションサービス

1.通話料が一律

IP電話はネット環境を利用した電話サービスです。その特徴は、「通話料が一律」であるということ。これは、ネット環境さえあればどこでも同様の条件で通信できるためと言えます。

例えば、東京から福岡へ電話を掛けるとします。通常の電話回線を使用した場合、東京〜福岡間で複数の基地局(中継地)を経由する必要があるため、それだけ通信費が高くなる傾向にあります。

反対に、ひかり電話のようなIP電話は、あくまでネット環境を利用したもの。ネット通信は距離に関係なく利用料が変わらないように、IP電話では基本的に国内通話は一律なのです。

2.安定の通信状態

「通信状態が安定」しているというのも、IP電話の特徴です。特に、ひかり電話のような光通信を利用したIP電話は、従来のネット通信に比べてさらに通信状態が安定しやすいと言えます。

光通信とは、光ファイバーを利用し「光の速度」で情報のやり取りを行うサービスのこと。そんな光通信のメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 情報量をより遠くに送ることができる
  • 多くの情報量を一度に送ることができる
  • 光の速度と情報を速く届けることができる

従来のネット通信は「電気信号」を利用したもの。雨風のような気象の変化に弱く、静電気のような電気的妨害により通信状態が不安定になりやすいのです。

反面、光通信は上記のような電気的妨害に影響されず、安定して通信することが可能。より多くの情報を速くやり取りできるものとして、現在ではほとんどのオフィスで採用されている通信手段です。

3.豊富なオプションサービス

これまでIP電話は、サービスが不十分なものが多い印象でした。これは、IP電話があくまでネットサービスの付属品的な立ち位置として扱われていたため。従来の固定電話サービスの需要の方が高かったためと言えます。

しかし、最近のIP電話は「豊富なオプションサービス」にも魅力があります。この後詳しく紹介しますが、ひかり電話オフィスタイプであれば「グループ通話定額」「追加番号」「ナンバーディスプレイ」など。全13種ものオプションサービスが提供されています。

オプションサービスに加え、IP電話は基本サービスも従来の固定電話サービスに負けていません。つまり「ひかり電話オフィスタイプ」とは、上記のようなIP電話の魅力が詰まっているオフィス向けの電話サービスなのです。

2.基本サービスの特徴

ひかり電話オフィスタイプのような、IP電話の特徴についてはご理解いただけたと思います。そこで、さらに詳しい内容としてひかり電話オフィスタイプの「基本サービス」についてご紹介しましょう。

  1. テレビ電話
  2. 高音質電話
  3. データコネクト

1.テレビ電話

ひかり電話オフィスタイプには、基本サービスとして「テレビ電話」が提供されています。テレビ電話とは、ネット通信を利用して「映像と音声」を同時にやり取りできるもの。いわゆる、「相手の顔を見ながら話せる」というものです。

ビジネスのグローバル化が進む現在、オフィス内で会議に集まる必要はありません。テレビ電話を利用することで、自宅はもちろんカフェでさえ、会議室代わりに利用することができます。

2.高音質電話

「高音質電話」が利用できるのも、ひかり電話オフィスタイプの魅力の1つと言えます。この高音質電話とは、「7kHz」もの広い帯域を利用して通信を行うというものです。

従来の通信では、主に「3.4kHz」の帯域が使用されています。つまり、ひかり電話オフィスタイプは従来に比べて2倍もの帯域を利用しているということ。それだけ高い質の音を安定してやり取りすることができるのです。

3.データコネクト

ひかり電話オフィスタイプでは、「データコネクト」のサービスを利用することができます。このデータコネクトとは、サービス利用者間であれば通話中であれ少量のデータ通信ができるというもの。例えば、以下のようなデータ通信が可能です。

  • FAX
  • 写真
  • 資料

など。

また、クレジット端末の利用やバックアップの構築など。ビジネス向きのサービスと併用しても利用が可能です。基本料金に含まれるため追加が掛からないので、ぜひ試してみたいサービスの1つと言えます。

3.オプションサービスの特徴

先述した通り、ひかり電話オフィスタイプの基本サービスは、従来の固定電話サービスと比べても十分に魅力的と言えます。また、そんなひかり電話オフィスタイプは「オプションサービス」も充実!以下に、オプションサービスをまとめてみました。

  1. グループ通話定額
  2. グループ通話定額テレビプラン
  3. ナンバー・ディスプレイ
  4. ナンバー・リクエスト
  5. 迷惑電話お断りサービス
  6. ボイスワープ
  7. 複数チャネル
  8. 追加番号
  9. 着信お知らせメール
  10. FAXお知らせメール
  11. フリーアクセス・ひかりワイド
  12. 特定番号通知サービス
  13. ひかり電話#ダイヤル

1.グループ通話定額

同一契約者間のグループ通話(拠点間)を無料!とするサービス。例えば、本社(オフィス)と工場(生産ライン)、店舗(販売先)をグループ化することで、より自由な情報のやり取りが可能となります。

月額:400円(税別)/チャネル

2.グループ通話定額テレビプラン

同一契約者間のグループテレビ電話を定額化!するサービス。会議の度に各地から社員が集まるのは時間も手間も掛かるもの。自由にテレビ電話ができるというのは、業務効率UP!に期待ができます。

月額:500円(税別)/契約
※グループ通話定額への加入が必須です。

3.ナンバー・ディスプレイ

発信者(相手)の電話番号がディスプレイに表示されるサービス。オフィスに迷惑電話が頻繁に掛かり困っている方は多いもの。相手の番号が分かれば、安心して応答できるでしょう。

月額:1,200円(税別)/契約

4.ナンバー・リクエスト

非通知での着信に対して自動音声メッセージで対応するサービス。非通知を取るというのはできれば避けたいもの。自動音声メッセージで対応できるのは、不安と同時に手間の削減に繋がります。

月額:600円(税別)/契約

5.迷惑電話お断りサービス

あらかじめ設定しておいた番号からの着信に対して、自動音声メッセージで対応できるサービス。直に対応することなく、自動音声で「この電話はお受けできません」と断ることが可能です。

月額:200円(税別)/契約

6.ボイスワープ

設定しておいた番号(自社)に自動転送できるサービス。また、番号(相手)を指定して転送することも。外出中や出張中に関わらず、その場で電話対応ができるのです。

月額:500円(税別)/番号

7.複数チャネル

チャネルを追加(最大5件)できるサービス。ひかり電話オフィスタイプでは、3チャネルが基本セットされています。つまり、最大で8件までのチャネルが利用可能となります。

月額:400円(税別)/チャネル

8.追加番号

1契約に対して電話番号を追加(最大31件)できるサービス。一般的に、電話回線は1契約に対して1番号。ひかり電話オフィスタイプであれば、1契約で社員全員分の電話番号を用意することも可能です。

月額:100円(税別)/番号

9.着信お知らせメール

PCや携帯を登録しておくことで外出中であれ着信をメールで知らせてくれるサービス。ビジネスにおいて返信速度は信頼に繋がるもの。いち早く着信を把握できるのは、大きなメリットと言えます。

月額:100円(税別)/番号

10.FAXお知らせメール

PCや携帯を登録しておくことでFAXへの着信をメールで知らせてくれるサービス。一般的にFAXは注文や問い合わせなどに利用されるもの。メールで把握することで、外出先でも対応することが可能です。

月額:100円(税別)/番号

11.フリーアクセル・ひかりワイド

通話無料ダイヤル(0800や0120)を利用できるサービス。着信側が通話料を負担するサービスとして、お客様(発信側)への負担の軽減に。問い合わせ率UP!への効果が期待できます。

月額:1,000円(税別)/番号

12.特定番号通知サービス

契約中の番号ではなく、通話無料ダイヤル(0800や0120)をお客様(着信側)に通知できるサービス。ビジネスにおいて、お客様からの折り返しは利益に繋がるもの。このサービスでは、より多くの折り返しを期待できるでしょう。

月額:100円(税別)/番号

13.ひかり電話#ダイヤル

発信側(お客様)が「#+4桁の番号」するだけで発信できるサービス。また、テレビ電話やデータコネクトでの利用も可能です。長い番号をわざわざダイヤルする必要がないので、発信側の手間削減に繋がります。

月額(西日本利用):15,000円(税別)/番号

4.まとめ

今回、ひかり電話オフィスタイプの特徴についてご紹介しました。IP電話とは何か?から始まり、ひかり電話オフィスタイプの基本サービスやオプションサービスに至るまで、詳しくまとめられたのではと思います。

ひかり電話オフィスタイプは、ビジネスに必須と言える3つの基本サービスと便利な13のオプションサービスが提供されています。組み合わせ次第で、業務効率UP!が期待できるものばかりです。

特に、オプションサービスの1つ「グループ間通話定額」を利用することで通話料の大幅な削減が可能に。ぜひ、オフィス向けの電話サービスを検討される際には、ひかり電話オフィスタイプも候補に入れてみてください。


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